読書

 先ず昨年の「このミス」ベスト1を(祝・直木賞受賞!)。

容疑者Xの献身

容疑者Xの献身

 途中で筋が分かってしまったのでサプライズを味わえず。無念。
 ていうか、同じ著者の『秘密』や『白夜行』は「面白いから読め!」と言われて読むべき本かもしれないが、同作は「面白いらしい」と身構えて読むべき本ではない気がする。出会いが悪かった、ということは、わしが悪いのだが。
 
半落ち (講談社文庫)

半落ち (講談社文庫)

 人と組織と悩みと希望と。新聞記者だけが救われなかったというのは、記者の業を誰より知る著者だからか。