2005-01-01から1年間の記事一覧

 丸山眞男の「時代」←こっちが重要

読書中。ぐいぐい読ませる。そして考えさせられる。丸山眞男の時代―大学・知識人・ジャーナリズム (中公新書)作者: 竹内洋出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/11/01メディア: 新書購入: 2人 クリック: 41回この商品を含むブログ (100件) を見る ここ…

 毎日インタラクティヴ社説「風の息遣い」

の件、右側にリンクがあるので行ってみた。ずらりと並ぶブログの面々に痛罵されていたが、痛罵する人々に共通するのが、プチ・ナショナリストという点である。この相関は気になるな。

 前田愛を読む

省略

 まだ迷っている

先ほど、L誌査読の依頼がきた。迷いに迷って受けた。その依頼者に恩はないが、その依頼者の指導教官にはたいへん恩があるからだ。 これで、修論査読が3件、L誌査読が3件となる。 こういう査読は、一度「引き受けキャラ」として認知されると、少人数に偏っ…

 仕事おさめ

でーす。今日さえ頑張ればのんびりできるのだ。のであるが、朝っぱらから信じられないくらいローテンションだぜ、この野郎! こういうのは、a)「寝てテンションをリセット」するよりも、b)「無理して規則正しい日常生活を送る」ほうが良いらしい、と最近学…

 本当に久しぶりに

頭が回っている……というか、正確には、モチベーションがなくならないというべきか。 明日は二次分析研究会なので一夜漬け中である。 畢竟、人生とはウソでもいいから勘違いを持続できるか、この点に懸かっていると思う。穿った言い方をすれば、ウェーバーと…

 心に重し

一日中臥せっていたが、夕刻出かける。帰ってまた寝た。出口はない。

22日大掃除そして飲み会。 そこで9月以来疑問に思っていたことを伝えた。その意図せざる結果として、ご迷惑をおかけした方もいたと推測される。 ごめんなさい。

 総括

ブルデューをだらだらと読み続けた一年だったが、一つの結論に到達した。それは、ブルデューの社会理論とは、ひとえに正統性についての理論であった、ということである。

 ミステリ

death noteで思い出したので一言書いておく。 よく逆転裁判への批判で、「心霊現象が謎に絡むのは納得いかない」というのがある。「好きじゃない」という批判は分かるが、「納得いかない」という批判はそれこそ納得がいかない。 「納得できない」というのは…

 death note

9巻まで一気。 1から4巻までがピークか。しかし、こういうのを思いつくのってどういう人なんだろう。深く感嘆してしまった。その分、5-6巻のゆるゆるさは、「この人も人間だったんだな」っていう安心感があったのだけれども。

 オレオレ

聞いた事のない有料サイトの人間が携帯に電話かけてきた。名前も呼ばれてびっくりした。 「警察に通報する」といって一方的に切ってやろうとしたが、開き直って「回収部がどうこう」と分けのわからないことをほざいている。 知識があるのに怖い。「本職」は…

 あいのうた

今期ドラマはあいのうただけを見続けた。菅野美穂と和久井映見がしみじみよかった。話のピークは最終回にはなく、第七話の最後の数分にあった。この点については、多くの視聴者の賛同を得られることと思う。

 飲み会

楽しい酒になってよかった。みんないい人であった。 だけれども、仕事の電話が入ってぶちこわし、あとはローテンションだった。「忙しくしていると僥倖は逃げてゆく」。A氏の言葉に深くうなづく。

 僥倖

ないな、最近。なぜだろう?

 世界の終わり

巡回しているすべてのサイトがずっと更新されていなかったので、「世界が終わってしまったかのようだ」と思っていたが、実は、IEの設定をいじったために、保存ページが更新されずに表示されているだけだった、という。

 無題

この前の旅行の写真です。

 職業としての学問

身にしみ。こんな読み方をする日が来るとは。

 集団

ハッカーのように、特定の能力、特定の精神によって定義される場合もあれば、ただ組織体系によってのみ定義されうることもある。近年では、主に表象において存在する集団もある。

三者関係

三者関係になって初めて「社会」だとは、大澤先生の忘れがたい指摘であった。細かい理屈は忘れてしまったが。

 なぜか太宰治

ビールを呑みつつ、数度の引越しにもかかわらず私にくっついてきた、新潮文庫「二十世紀旗手」を読む。 中学の頃には難しくてあまり好きではなかった。もっとストレートな「ヴィヨンの妻」や「人間失格」などが好きだった。好きといったところで、中学生に特…

 あれから三日

落ち込んだり、気力を奮い起こしたり。計画を作っては壊して、うつろな顔で夜の街を歩くといった調子であんまり眠れてもいない。 心の奥底では、宝くじに期待していたことを知らされてガックリ。なんとかせねば。

 ペラ

ハガキでした。午後四時到着ですよ。ハラハラし損ですよ。もう少し戦略的に研究をすすめないとな。

早い地域ではガクシン書類が届いているとのこと。オフィシャルの掲示板によると、本日発送というから、まあ明日には郵便も決着もついていることになろう。 もうそうなると今から手に汗を握っているのだが、手に汗握りついでに本年度の採用者一覧をみてきた。…

 サザンは解散する

新しいアルバムを聞いてそんな悲しい予感がした。年内最後のライブが終わった頃にアクションがあるのではないか。

 みんながんばっている

お笑い芸人にM-1というシステムを与えただけで、みんな必死に面白いネタを考える。がんばってネタをつくって売っているという自負がアーティストの雰囲気を与えつつある。芸人としての格好いい生き方という規範も生じつつあるようだ。 「あの人は格好いい」…

 フーコーとの距離感

上の世代の人々のフーコーへの期待というか、そういうものの過剰さをずっと感じてきたのだが、それは、社会学のディシプリンの確かさが時間を追って弱まっていく過程のどの段階でフーコーと接したのかに大きく関係していることに気付いた。 一言で言えば、わ…

 A君との話から

かつての趣味には、多くの人に、「趣味に生きる」ということを断念させる仕組みが内在していたのではないか。 当時、趣味の殆どには、他の趣味に対して正統性の度合いで低い価値が割り当てられていた。正統性の度合いの低さの自覚とは、その趣味に生きている…

 史上最低の検索

今日も遅くなりそうである。 先ほど21:45ごろのこと、なぜかみんなに馬鹿といわれているA君が仕事場にやってきて、「名古屋には美人が多いはずなんだよ」といって、右の検索を打ち込んでいった。わしは、「このひとは本当にだめだ」と思うが、みなさんの意見…

 逆裁ハイ

年に一度あるかないかのお祭りというのが、以前にはあった。尊敬する作家のミステリ翻訳(やはり私の魂の作家、コリン・デクスター! あと別の作家となるが、フロスト警部シリーズの新作の翻訳が遅い!)やサザンの新曲、最近までは椎名林檎の新曲というのも…