よしなしごと

 1)
 サザンのコンサート3日目に行ってきました。あっという間の3時間だったな。帰りは深夜になったけれど(帰り際、新横浜駅前にブックオフを発見したせいでもある)、後悔はまったくないっす。あと、ずっと立ってたから腰が痛くなったけれど、それもよしとしよう。

 ・一曲目がYOU 一曲目は毎回予想しては外れる。
 ・初期のメドレー 多様なメロディの甘美さに陶然としてしまう。
 ・Workin' for TV I am your singerと通じる曲だと思う。
 ・真夏の果実 クール(特に二番の歌詞)で熱い。泣いた。ちなみに人気投票1位だったそうだ。そうだよね。
 ・シュラバ・ラ・バンバ 歌ってくれた。ライブでは難しいと聞いていたが。
 ・アンコール 夕方 HOLD ON ME、みんなのうた、勝手にシンドバット、ここまでは定番だが、最後がYa Yaだった。この歌は、大学時代を思い出すという歌だけれど、今は、バンド時代を思い出す歌なのか。
 ・メンバーが最後まで仲良さそうにしていたのもうれしかった。

 2)
 最近読んだミステリ。

処刑人の秘めごと (ハヤカワ・ノヴェルズ)

処刑人の秘めごと (ハヤカワ・ノヴェルズ)

 大きな興奮があるわけではないが、ヒントの配置、伏線の張り方なんかはフェアだなー、と感心せざるを得ない。でも、ダイヤモンド・シリーズの最高傑作は『最後の刑事』だろう。
 
アメリカン・デス・トリップ 上 (文春文庫 エ 4-13)

アメリカン・デス・トリップ 上 (文春文庫 エ 4-13)

アメリカン・デス・トリップ 下 (文春文庫 エ 4-14)

アメリカン・デス・トリップ 下 (文春文庫 エ 4-14)

 そろそろ新作が到着するようなので数年ぶりに再読。後半はダレてしまったが、クズ白人たちのクズっぷりを徹底的に書いている。アメリカの最底辺と頂点とが捻じ曲がった空間の中で真っ直ぐ繋がってしまっているかのような、そんなフィクション。それにしてもこれは訴訟沙汰にはならないのだろうか……