きょうよう

 新書というのは、どうも著者の側に甘えが出てきてよろしくない。

グロテスクな教養 (ちくま新書(539))

グロテスクな教養 (ちくま新書(539))

 アイデア・ノートになりがちである。これもまた、面白いアイデアと「ちょっと……」なアイデアの詰め合わせになっている。
 できるだけ少ない概念で多くの現象を説明できるのが理想なのだけれども。