社会政策

 

社会政策研究〈6〉特集 社会保障改革のホットイシュー

社会政策研究〈6〉特集 社会保障改革のホットイシュー

 読み中。特集号は勉強になるのだが、方法論的には、社会学ぽくないなあ。自由論文は特集号ほど方法論的に割り切れていないというか、旨みめいたものを出そうと頑張っている点に好意を持った。最後の論文は楽しみのために読まずにとってある。
 
福祉国家の可能性―改革の戦略と理論的基礎

福祉国家の可能性―改革の戦略と理論的基礎

 最終論文を読了し、最初の論文を読んでいるところ。最終論文は、(通時的、共時的)比較の方法によって、新しく生まれつつある動向が形態を帯びる瞬間を活写せよというプログラムが示されていて明快。例えば、労働世界で起こりつつある変化を把握するには、最新の理論モデルを色々と当てはめてみるよりは、
組織のなかの人間 上―オーガニゼーション・マン (現代社会科学叢書)

組織のなかの人間 上―オーガニゼーション・マン (現代社会科学叢書)

を読んで、変化を感得しなさいという指摘には思わず頷く。やるじゃん。
 それから、いつの間にかこれが刊行されていた。
連帯の新たなる哲学―福祉国家再考

連帯の新たなる哲学―福祉国家再考

直前まで勁草が新刊案内の方に掲示を出していなかったのであきらめていたのだが。
 
社会政策研究〈2〉特集 家族・ジェンダーと社会政策

社会政策研究〈2〉特集 家族・ジェンダーと社会政策

注文を終えた。知っている人が書いているので興味深い。
社会政策研究 (1)

社会政策研究 (1)

執筆者らを見てもこの分野の今日的水準が示されていることは容易に想像できる。
 
社会学の根本問題(個人と社会) (SEKAISHISO SEMINAR)

社会学の根本問題(個人と社会) (SEKAISHISO SEMINAR)

 最後にこれで寝る。S先輩のご教示。社交という社会関係の特異な性質について。