作者の機能

 作者の果たしている機能の分析。機能という以上は「何の」機能なのかが問われるべきだが。そうした機能が必要とされざるを得ない、そうした機能がその上に配置されざるを得ない「空間」として、近代というものが考えられている。
 機能がその上に配置される空間とは何か。上記した論理的諸関係の網の目によってギチギチに構成されている空間。その空間が特定の機能を必要としているのか?