ハードSF

 

星を継ぐもの (創元SF文庫)

星を継ぐもの (創元SF文庫)

SFは本当に読まない。そんなわたしが手にとってみた、ほぼはじめてのSF。
 一気読みしたはした。こういうことを考える連中は頭がおかしいと賞賛したい気もする。だけど、SF的な時空間認識の大きさに恐ろしさも感じてしまった。この突き抜けた大きさにワクワクできる人々こそが、SFを愉しめるのだろう。あと、最初のアレを「巨人」と訳すのは勘弁してほしい。「巨漢」と訳す方がいい。
 チマチマとミステリでも読むか。
災厄の町 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-12)

災厄の町 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-12)

ロスマクと後期クィーンは似てるなあ。真理を手にすることが悲しみを受け入れることと等価であるという意味で。