学説史の意義と方法

 もう少し真剣に考えておくべきだったこと。先行研究において、(社会学)学説史を行うことの意義と標準的な方法とについて体系的に述べた方法論書があったら、ご教示いただけますと幸いです。学説史ではなくて思想史になるが、ラカプラぐらいしか知らないので。
 そういうのに無頓着すぎた。自分のやっていることの意義を定式化できない、価値を伝えられない――そういうところに、この領域の低迷の要因、市場価格の低さがあることに今更ながらに気付く。