LAPD
- 作者: ジョゼフ・ウォンボー,小林宏明
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2007/08/08
- メディア: 新書
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LAPD(ロサンゼルス市警察)というのは悪徳警官が多くいることで名高く、また、ロス暴動の引き金を引いたことでも有名だが、その後、内部監査課が創設され、黒人やヒスパニックだけを逮捕していないかを理不尽に監視されることになった。その結果、白人が殆どいない地区においてさえ、「白人も逮捕しているよ」という趣旨のニセ報告書を書き続けさせられるという馬鹿げたことになっているようだ。
およそ三箇所で熱い展開があり興奮させられるのだが、全体としてはちょっと長いかという印象。三分の一は頁を減らせたと思う。