様々なる雑感

  1. 論座」の見出し「理想の書評」に引かれて手に取ったが、何かオススメの書評誌の紹介でもあるのかと思いきや、「そういうのさえない」という話でがっかりした。
  2. 駅前で「労働者」に対する訴えかけを行っていたが、いまどき、自分のことを「労働者」として認知している人間は少ないのではないか。働く者であり、そのことで様々な苦しみを負う者である事は喜んで認めるとしても、自分が「労働者」なのか、と問われれば、もっと多くの意味を持った存在だと思いたいのではないか。昔、学部一年の頃、怪しいサークルの先輩にそのことを尋ねたことがあったが、私の問いに興味を持ってもらえたものの、何ら具体的な改善案が出るでもなかった。そして、今日まで同じような無力な問いかけが続いているというわけだ。