BOOKOFF秋葉原駅前店

 というわけで、秋葉原の、むかしは石丸電気のゲーム館があったところだと思うけれど、そこにBOOKOFFがやってきたというので、用事のついでに寄ってきた。全6階建てだったか。細長い感じ。レジなんかも省スペースのため各階にはない。 
 で、品揃えですが、多分開いたばかりだからだと思うけれど、なかなか意外性があって愉しめた。こういうのは転売屋なんかが出入りする結果、短期間の内に平準化されるものだが、そうなる前の品揃えが残っていると思えた。但し、これはマイナー・ジャンルたる洋ミスの話。海外SFなんかはもう何も残っていない様子だった。
 なお、ケータイを駆使する本格的な転売屋さんをはじめて見た。お疲れ様です。
 収穫は、ヘニング・マンケル『白い雌ライオン』を筆頭に、リチャード・バウカー『約束の土地』、それから最近収集をはじめたロバート・ゴダードなぞを数冊。一般的に、「この作家を買いにいくぞ」という目的意識があって、アマゾンなんかで作品の下調べをしてあると、本探しは楽しいですな。

 でも、本当に胸躍る出会いは、神保町あたりに行かないと駄目だな。ポケミスなんかBOOKOFFにはないし。でも高い。ありがちなジレンマ。