2008-05-23から1日間の記事一覧

 追記

フーコーの本では、『知への意志』の最後の十数ページ。性自体の構築性を云々した後で、未来の人間も驚くだろう、とスッと俯瞰するところか。ある意味で、この予言を信じて今日までやってきたところがあるな。

 書く前の儀式

内田樹先生が面白い逸話を紹介していたので引用。 クロード・レヴィ=ストロースは論文を書き始める前には必ずマルクスの『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』を繙読するそうである。別にその中に人類学的知見が豊かに述べられているからではない。マルク…