ゴフマン

 

行為と演技―日常生活における自己呈示 (ゴッフマンの社会学 1)

行為と演技―日常生活における自己呈示 (ゴッフマンの社会学 1)

 役割や身分・地位といったタームでガチガチに構成されていた先行理論に亀裂を入れるために何をすべきであったか。
 パターンとコミュニケーションとを基本的な視点とする。コミュニケーションとは、コードの共有ではなく、むしろ欠損した情報が作り出す深い淵と見なすべき。淵を前にして、両岸に佇む二人が、パターン(=役割や身分・地位を構成する諸行為の型)を壁にしてかくれんぼをしている。二人は、かくれんぼを戦いつつ、その根底では協力し合うという共犯的関係にある。

ミステリ

 

ボーン・コレクター

ボーン・コレクター

 堪能。