新古書店訪問記

 わたしの最近の趣味……「ヨガ」、「wikipediaで気になる芸能人のページをだらだら見続ける」、「海外のコメディ系シットコムをだらだら見続ける」に加えて、新古書店めぐり(ほとんどブックオフ)が付け加わった。百円で洋ミスを買えるだけ買うという単純なものである。こんなのにプレミアがつくわけがないので引越しのときに苦労するだけなのはわかっているのだが、ずいぶん前から読みたいと思っていた本が百円で並んでいるのを見つけてカゴに放り込む快感が忘れられない。


 ネットで都内ブックオフ各店の特徴などを検索してみるのだが、まだまだ情報不足だと感じた。そこで、わたしも微力ながら、後に続くであろう洋ミスファン(いるのか?)のために情報を公開していこうと思っている。タグ[ひゃくえん]がその印である。なお当方、慢性的な金欠のため、百円コーナーしかみないので悪しからず。

 駅からすぐ。フロア一階のみ。広さは横幅はあまりないが、奥行きがかなりあるイメージ。ネット情報では、郊外の普通の大きさと同じぐらいで、中の上くらいの大きさにあたるとか。まだほかの店をあまり見てないので比較できない。
 海外ミステリ百円棚は本棚7-8個分あったと記憶している。他の店にある品は大体そろっているので、ここで仕入れれば、都内小規模店をめぐる必要性は薄いと感じたが、どうか。

  • 町田中央通り店

 ネットによると都内で最大のブックオフだとか。小田急線を降りてけっこう歩く。両手に本を持っているときつい。店は地階にCDほか、一階にマンガ、二階に文庫、三階に専門書という並び。二階がまるまる文庫であり、フロアのぐるりはすべて百円コーナーである。洋ミスには一辺すべてが割り当てられている。

 ただ品揃え的には目だった特色はない。ああ百円だろうなという本が百円で並んでいる。せどりが頻繁に徘徊するらしくめぼしいものは掠め取られている可能性がある。頻繁にくる必要がありそうだが、いかんせん千葉県人には町田は遠い。

 なお、目立った特色はないと言ったくせに、五千円分買ったのは内緒だ。個人的にはケンリックのほとんどを手にできたのが収穫。

 大型ビルの五階と六階を占めている。このうち六階が本のコーナー。二十万冊をうたっているが、三分の二がマンガである。マンガ読みにはたまらない魅力であろうと推測する。

 やや背の低い本棚5-6個分が洋ミス百円コーナーに割り当てられている。ラインナップがブックオフとちょっと変わっているのが特徴。エルロイの『レクイエム』、ユージン・イジーの『友はもういない』などが収穫だったか。


 今後も探訪次第、情報提供を心がけたいと思う。