bookoff鎌ヶ谷店
偶然にも、某氏お勧めのがっかり名所、鎌ヶ谷大仏に行かざるを得なくなった。三洋電機のエアコンのリモコンが壊れたので注文したら、サービス・ステーションまで行かなくてはならなかったためである。SANYOの製品が故障した千葉県民はみんな鎌ヶ谷大仏まで行かなくてはならないらしい*1。
とまれ、鎌ヶ谷大仏駅からサービス・ステーションまでの道のりの途中にブックオフがあることが事前調査で判明したので、ノリノリで行ってみた。
小規模店舗ということだったが、田舎にあるせいか、中規模店並の広さがあった。一階だけなので、外観などは倉庫ぽいと感じた。品揃えはかなり優秀だ。棚が高いので売り場面積に比較して本、CD、コミックがたくさんある印象を受ける。
百円コーナーについてだが、この店の最大の特徴は、続き物の作品(上巻、下巻など)が揃って置いてあること。大概の店では、上巻のみ百円とか、下巻のみ百円とかで、「アコギなことをするものだ」と嘆いていたところへ、この店の良心的な配置には感嘆させられた。
結局、フォーサイスの未読を殆んど買って、レン・デイトンのスパイシリーズもあらかた揃えた。岩波文庫も置いてあったので、和辻の『風土』とデューイの『学校と社会』、リップマンの『世論(上・下)』も買った。うーん、千葉侮りがたし。
本が重かったので、がっかり名所へ行けなかったのが心残りだ。