嗚呼、日立製作所

 日立製作所はまともな会社になるべき 
 古巣のことでもあり、ドキドキしながら読んだ。関連頁は横のブックマークを参考にしてください*1

 言いたいことがあるようなないような不思議な気分なのだが、こちらあたりが最も今の心情に近い。確かに、日立(に限らずどこもそうだと思うが)は独自規格のメインフレームを口実に官庁系から不当な利益を上げている(と思う)。しかし、システムの安定稼動を維持するために支払うべきコストについては、エントリ主には決定的に理解が欠けていると思う。

 そこらへんのコストへの理解がないために、主張の正当な部分も、心情的にどうしてもまともにとりあう気になれない。もっとも、意欲ある若手にこれほどの不信感を植え付けてしまったことは営業の怠慢だが。

 突くべきところのみを正しく突くべきだ。そのためには、IBMの見積もりごときで満足していては駄目だろう。自身も、誰よりもシステムを勉強しなくてはならない。私の古巣の常駐先にはそういう怪物のようなお方が居たために日立の営業は最大限の譲歩を余儀なくされていた。そういうレベルの方は官庁にはあまりいない。だから、つけこまれる。

 ……もっと言うべき事もあると思うが、思いが一杯ありすぎて無理だ。

*1:特に、さて、官公庁系ユーザとしてどうするのが適切なのだろうか、がよい補足になっていると思われ。