なんで縦は長く、そして短いのか?

pqrs2010-03-02


 一週間程度経過して、この12.1型のノートPCにも慣れてきた。IMEがあんまり馬鹿な変換をしなくなってきたのが何よりだ。最初から正解を求めなければIMEでいいと思っている。その辺にこだわりはない*1

 で、今まで使ってきたのよりも一回り小さなPCを手にして、現在痛感しているのは、縦の表示領域の短さである。

 ブログなんかだと、ヘッダだけで相当場所をとるので、なかなか本文に到達しない。それから、Office 2007の連中のリボンである。なんであれは、画面横に縦に表示できないのだろうか。最小化できるのはわかってるんだが、横がこんなに余ってんのに勿体ないなあ、という気持ちが先に来る。

 ていうか、モニターが縦長になるべきなんだが、PCの家電化が進むにつれて、近頃のテレビみたいにどんどん横長になっていく。ここに、PCをめぐる領有化の様式間の争いがあるわけだが、「縦が便利だ」というのは書き仕事、読み仕事を主とする哀れな連中である。マクルーハンならば、視覚中心型人間とでも呼んだだろう。

 それに対して、横への需要は、マルチメディアとしてのPC使用が前提としてあるわけで、映像作品やゲームのための使用が主となる。

 というわけで、正解は、縦にも横にもなるモニタ。ピボット機能というらしい。ほしい。

*1:とはいえ、pomera DM10の変換のレベルの低さはちょっとどうかと思うけれど……