P.D.Jってどうなの

策謀と欲望 (ハヤカワ ポケット ミステリ)作者: P.D.ジェイムズ,青木久恵出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1990/11メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る原罪 (上) (ハヤカワ ポケット ミステリ 1629)作者: P・D・ジェイムズ,青木…

 サクリファイスほか

1月も終わりである。予想していたことだが、正月が過ぎればあっという間の一ヶ月であった。サクリファイス作者: 近藤史恵出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/08メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 139回この商品を含むブログ (326件) を見る 二時間程度…

 究極超人

究極超人あ~る (2) (少年サンデーコミックス〈ワイド版〉)作者: ゆうきまさみ出版社/メーカー: 小学館発売日: 1991/10/01メディア: コミック クリック: 3回この商品を含むブログ (9件) を見る わたしが初めて買ったマンガはコンポラキッドだが(誰も知るまい…

 ロラン・バルト

彼の(社会学者にとっての)最高傑作はエッセイの中にあり、とりわけ「現代社会の神話」の中にある。現代社会の神話―1957 (ロラン・バルト著作集 3)作者: ロランバルト,Roland Barthes,下沢和義出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2005/02メディア: 単行本…

 世代の声

世代の生き様というのは必ず何らかの文学的表現を得るものであるが、残念なことに、我らの世代にはその表現が決定的に欠けていると思う。どこぞの勘違いが、戦争を望むかのようなことをのたまって注目を浴びたりもした。そういうパッションについては共感す…

 LAPD

ハリウッド警察25時 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)作者: ジョゼフ・ウォンボー,小林宏明出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/08/08メディア: 新書 クリック: 2回この商品を含むブログ (9件) を見る ハリウッドの警官たちの日々というか。サーフィンに夢…

 帰郷

謹賀新年。年末からずっと帰っていたが、本日戻ってきた。そんなわたしが一番恐れていたのはメールである。一週間以上読んでない。さぞや、と思いきや、重要なメールは二通しかなかった。 年末年始も、盆休みも、こちらがメールを打たなければ、あちらからメ…

 素行調査

http://detective.kayac.com/ 調査されてみた。大変なことに。

 エスプレッソ

まあ、調査概要も分からんし、ゲーム脳なみに素性の知れない物件ではあるのだが、 http://www.asahi.com/life/update/1229/JJT200712290004.html とりあえず、寝る前にメールを読むのはやめようと思えた。

 スイーツ(笑)

と聞いて、考えられる反応は三つだろう。 ムッとする 面白がる 無関心 あるいは、知の技法(笑)とかオートポイエーシス(笑)とかはてなハイク(笑)とか、適当に(笑)をつけて自分の反応をみれば、自分がどういうグループに精神的に属しているかが分かる…

 王様のレストラン

期待していたハイペリオンの続編、ハイペリオンの没落があんまり面白くないので、王様のレストラン DVD-BOX La Belle Equipe出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2003/09/03メディア: DVD購入: 4人 クリック: 189回この商品を含むブログ (113件) を見…

 翻訳覚書

二年前ぐらいだったか『映画秘宝』で目にした記憶があるのみなのだが、『スター・ウォーズ』の字幕が誤訳であるとして、有志が立ち上がり、彼らの字幕が公開されたことがあった。その字幕に対して、今度はある批評家がむちゃくちゃに批判し倒し、粋の分から…

 SFすげえ

ハイペリオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)作者: ダンシモンズ,Dan Simmons,酒井昭伸出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2000/11/01メディア: 文庫購入: 16人 クリック: 292回この商品を含むブログ (156件) を見る序盤のSF的ガジェットは読みにくかったけれど、語…

 このミスとミス読み

このミステリーがすごい! 2008年版作者: このミステリーがすごい!編集部出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2007/12/05メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 60回この商品を含むブログ (74件) を見るミステリが読みたい! 2008年版 (2008)作者: ミステリマガジン…

 ウェールズの山

[rakuten:ebest-dvd:10915434:detail] これもスカパーでみた。レンタルでは先ず借りないだろう作品を目にする機会が生まれるのも、スカパーのメリットである。 内容はアホみたいな話で、第一次世界大戦中、ウェールズの某村にある「山」にイングランドの測量…

 軍隊の下半身

フルメタル・ジャケット [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2006/12/08メディア: DVD クリック: 11回この商品を含むブログ (72件) を見る ひかり回線を通してスカパーをみる生活には非常に満足している。地上波の番組では深夜番組以外…

 泣き言(体調について)

久しぶりの日記でこんなネガティヴなことを書くのもなんなのだが、学会大会以降(というか最終日以降)体調がかなり悪い。頭痛はデフォルトで冷えピタ張りっぱなしだし、胃腸は何を口にしてもずっと胃に残り続けて不快なのでバナナしか食ってない。 ストレス…

 統治とか……

統治性っつーのも扱いが難しい概念なんだが、ひとつの思考実験として、統治の関係とサド-マゾ関係のどこが一緒でどこが違うのかを考えてみると、なかなか面白いことになる気がする。これは半分本気で言っているのだが。

 中崎タツヤ

上に関連して。昔、中崎タツヤの漫画で、単身赴任中の男が、妻に電話で、こっちのベットにちょうど合う大きさのシーツを買って送るよう指示する話を思い出した。縦とか横とか、二重になってるとか、裏とか表とか、遊びを残すとか。そんなこんなで結局、男が…

 本日の笑い死に

http://guideline.livedoor.biz/archives/50970830.html

 ひかり

光を導入した。期待していなかったとはいえ、体感速度がさして変わらない現状にはちょっとがっかりしている。テレホーダイからADSLに変えたときには分かりやすい変化があった。例えば、「ガーピー」という電子音を午後10時57分ぐらいを見計らって聞く必要が…

 読書

最近は、話の筋とかオチとか、そういうのはどうでもよくなってきた。そんなのは別になくてもいいんじゃないかとすら思う。ただ求めるのは、文章における味わいである。 今までも、この作家は口に合うとか合わないとか、そういった感触は抱いてきたのだが、本…

 新装

人間失格 (集英社文庫)作者: 太宰治出版社/メーカー: 集英社発売日: 1990/11/20メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 506回この商品を含むブログ (284件) を見る ずいぶん雰囲気変わりました。新潮社やるなあ。集英社だった。どうする新潮社。

 78歳のハードボイルド

オールド・ディック (ハヤカワ・ミステリ文庫 90-1)作者: L.A.モース,石田善彦出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1983/09メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る 私立探偵を引退した?78歳の老人が大ハッスルする話。すぐ息が上がるし、言葉ももつ…

 物と眼について

眼と物との関係が先に置かれたからそこに人間がやってくることができたのであって、人間が眼を以って物を見出したのではない。そこで、物を対象化として、眼を主体化として、それぞれを、分離された別の組織過程として記述することになる。 ここで対象化とい…

 サブウェイ・パニック 

サブウェイ・パニック (ハヤカワ文庫 NV 194)作者: ジョン・コリーディ,村上博基出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1979/03メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る 原題は、ぺラム123号乗っ取り。というわけで、地下鉄ハイジャックもの。 最近は重…

 宮部みゆき『模倣犯』

模倣犯〈上〉作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 小学館発売日: 2001/03/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 201回この商品を含むブログ (180件) を見る模倣犯〈下〉作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 小学館発売日: 2001/03メディア: 単行本購入: 3人 ク…

「XXの何が本質なのか」という好奇心でずっとやってきましたが、「OO(=社会学)にとって、XXの何が本質なのか」という問いに遷らざるを得なくなってきており、これは、元の問いの難度に、二倍か二乗したぐらい難しい問いになってきております。 今までも、…

 概念

反射概念の形成―デカルト的生理学の淵源 (叢書・ウニベルシタス)作者: ジョルジュカンギレム,金森修出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 1988/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る それはそれとして、書道少年の動画をみたのだが、書道…

 ビリーさん

入隊の前に動いているところを観たのだが、とにかく身体がでかいくせにモリモリ動くからインパクト抜群である。しかし、これはどこかで観たことがあるような…… ……ああ、PCエンジンで初めて「The 功夫」を観たときと同じだ。