1) サザンのコンサート3日目に行ってきました。あっという間の3時間だったな。帰りは深夜になったけれど(帰り際、新横浜駅前にブックオフを発見したせいでもある)、後悔はまったくないっす。あと、ずっと立ってたから腰が痛くなったけれど、それもよしとし…
コミュニティがあまりに使えないと思う。「はじめまして」とか「XXでしりとりをしましょう」とか情報価値が皆無なトピに限って更新頻度が異様に高いので、いつも上位に表示される。
フロスト気質 上 (創元推理文庫 M ウ)作者: R.D.ウィングフィールド,R.D. Wingfield,芹澤恵出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2008/07/30メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 37回この商品を含むブログ (82件) を見るフロスト気質 下 (創元推理文庫 M ウ)作…
a) 蒙昧のさなかで、曇りなき眼差しによって、とうとう真性の対象を見つけた。 b) ある科学の規範が確立したおかげで、ついに、その科学に特有の対象を認識することができた。 (a)の素朴実証主義に対する批判にはすでに、科学論、知識社会学(マルクス主義…
原田さんが交通事故でお亡くなりになったそうです。ご冥福をお祈りします。あなたの文章が大好きでした。
昔、ゲームサイドという雑誌がユーゲーと名乗っていた頃のこと、原田勝彦というライターさんが、一人で数十ページも使って、ひたすらにディープなシューティング・ゲームを紹介するという企画をやっていた。ディープというコンセプトは、マイナーとは違って…
京都新聞 - 京大図書館 眠らない 来年1月、自習室24時間OK
立証責任〈上〉 (文春文庫)作者: スコットトゥロー,Scott Turow,上田公子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1995/09メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見る 才人、S. トゥローである。前作『推定無罪』同様、前半200頁は、なんとな…
考古学期のフーコーがしばしば使った論証に、「科学A」による「発見B」については、その発見以前にすでに「発見C」が存在していた、という指摘がある。科学が自己の対象を見つけたのだという異論の余地のなさそうな物語の狭間に、何とも都合の悪い「発見C」…
1) 研究者人生を芸歴として表現すると、私の場合、10年目(学部3年目より計算)になる。正確には9年と半年ということになるのか。ここをみると、芸歴9年と言うと、キングコングや南海キャンディーズの山ちゃんと一緒で、10年と言うと、麒麟とか森三中とかと…
日立製作所はまともな会社になるべき 古巣のことでもあり、ドキドキしながら読んだ。関連頁は横のブックマークを参考にしてください*1。 言いたいことがあるようなないような不思議な気分なのだが、こちらあたりが最も今の心情に近い。確かに、日立(に限ら…
英語を話せない者として、先生方らの若手への期待論を、申し訳ない気持ちで聞くことが多かった。ただ、その一方で、「う〜ん、そうかな?」という思いもあったのだが、それをうまくまとめるきっかけが今日までなかった。 しかし、今朝方、米球宴についてのニ…
ジャパネットたかたの本当のすごさ:NBonline(日経ビジネス オンライン) ジャパネットの話題は別にどうでもよいのだが、冒頭の例をみて、なんだかゲッソリしてしまった。 こんな大画面液晶テレビを家族で楽しむのに最適なのが「クイズ番組」かもしれない。 …
マスコミよ - 猫を償うに猫をもってせよ
数日前に「理解」というエントリを立てたが、その折に、以下のことを書いていた。 ところで、こうした事件において、真っ先に我々が試そうとするのは、それを理解することであろう。理解するとは複雑な作業である。先ず、それのライフコースを再構成するべく…
takemita氏が毒を吐いておられ、ああ、これはあれを指しているのだな、と言わずもがなのことを考えた後に、先生がちょっと出てきた最近読んだ別の記事を思い出す。 「思想」ってジャンルは一体どういうものなの? それでは、日本での思想とはどういうものなの…
予告inへの過剰反応 - Core 総務省さまが犯罪予告を検知するシステム作りのために二億を投じると報道された直後に、スレを見て回るサイトが開かれた件。 それに対する反応のうち、総務省を愚弄する発言に絞って、それを浅はかだと難じる記事である。総務省批…
世間という曖昧な言い方で示したかったのは、いかなる専門システムにも属さない我らの世論のことだと思う。 世論の声にどっぷり浸かるにしろ、それをメタに分析するにしろ、それが世間を対象としている限りで、狭い分析可能性の中でもがいているように映る。…
フィールドを持たない研究者が一番陥りやすい罠というのが、世間を社会のように語ってしまうことではないかと思う。要するに、新聞を読んで、ネットして、専門書を読むと言った生活の中では、結局、世間のことを、社会そのものと誤解してしまいがちだという…
あれが秋葉原だったからだろうか。最近のブログなどは、殆どワイドショーと変わらない展開になっている。とはいえ、そろそろ、メタの視点が出てきて議論が有意義になる頃ではないかと思う。 メタの視点が出てくるところなどがブログ界の、マスコミ界との相違…
リオノーラの肖像 (文春文庫)作者: ロバートゴダード,Robert Goddard,加地美知子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1993/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 21回この商品を含むブログ (11件) を見る ゴダードを読むのは二作目になる。一作目の千尋の闇〈…
コミュニケーション能力という訳のわからないものが社員採用の判断にされている件について コミュニケーション能力って何? その言葉を用いることで誰に何ができているの? 本田由紀先生の研究を引き継ぐ研究者がもっといればよい。あれは、宝の山だと思う。…
このブログもそうだが、何かを書くとき、私はいつも、どこからでも書き始められることに驚かされる。書きたい内容が明確に頭にあり、大よそのオチも用意してあったとしても、書き始める場所だけはかなりの程度自由である。無論、自由だからこそ苦しむ。 そし…
先日、ペンタブレットを用いてiPhoneなみの操作性で新聞を読みたいという話をしていたが、『Windows 7』デモを記者が辛口レビューを見ると、MSの中の人たちも大体において同じことを考えていたようで、こうなってみると、自分の先見の明を喜ぶべきなのか、誰…
というわけで、秋葉原の、むかしは石丸電気のゲーム館があったところだと思うけれど、そこにBOOKOFFがやってきたというので、用事のついでに寄ってきた。全6階建てだったか。細長い感じ。レジなんかも省スペースのため各階にはない。 で、品揃えですが、多分…
たまたまIEでわがサイトを見る機会があって、自分のイメージと相当違っていてガックリきた。Georgiaのフォントって、大きめにすると、和文がが丸っこくなっちゃうのね。 仕方ないので全般的にフォントのサイズを小さくしました。読みにくくなっていたら申し…
フーコーの本では、『知への意志』の最後の十数ページ。性自体の構築性を云々した後で、未来の人間も驚くだろう、とスッと俯瞰するところか。ある意味で、この予言を信じて今日までやってきたところがあるな。
内田樹先生が面白い逸話を紹介していたので引用。 クロード・レヴィ=ストロースは論文を書き始める前には必ずマルクスの『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』を繙読するそうである。別にその中に人類学的知見が豊かに述べられているからではない。マルク…
トヨタグループが「パワーポイント」自粛令!? なんだか、「相変わらずケチだなトヨタ」という観点から問題にされがちなんだが、そもそも、 デイリーポータルZ:どうでもいいことをプレゼン資料にする が、ネタにしていたように、「パワポを用いて情報を整理…
なんか、格好のいいタイトルだな。 それはともかく、新聞、いつまで紙メディアだ、と思う一方で、それに変わるのが、HTMLやPDFというのも違う、という複雑な気持ちでいる。HTMLもPDFも問題は縦か横か一方向にしかスクロールしないことにある。その結果として…